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エコの達人

投稿者:事務局

掲載日:2008年05月09日

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ピュアな気持ちで心をこめれば、それは必ず人に伝わる。インテリアデザイナー服部充代さん

インテリアデザイナー服部さん
「人の経験しないことを経験しよう」と服部充代さんは単身ニューヨークに渡った。就職のあても何もなく、自分の可能性だけを信じて。憧れのインテリアデザイナーのオフィスで働ける道が開けたのは、服部さんの熱意とがんばりだったに違いない。「like air + water」を主宰する 服部さんのハートブリッジ(Heart Bridge)とは―。

インテリアデザイナー服部充代さん1
「like air + water」まさに「水のように、空気のように」何の主張もしないでいつもそこにあるけれど、人間を本来のその人に戻してくれるような空間の提案―。ショールームは木・石・紙・鉄・コンクリートなどの素材を使ったオリジナル家具やオブジェが心地よい空間をつくり、ゆったりとした時間が流れている。
インテリアデザイナー服部充代さん2


【NYでキャリアを積む】
「小さいときからデザインが好きだった」という服部充代さん。大学の英語学科を卒業したものの、やはりデザインの道に進みたいと美術学校に入り直し、インテリアを学びます。そして「わたしにも、もっとできることがある」という思いを秘めて、いざニューヨークへ。
 服部さんのユニークなのは、その仕事探しです。図書館で過去5年間の雑誌を検索し、好きなインテリアデザイナー3人をピックアップ。「彼らにアプローチしよう」とチャンスをねらいます。そのポジティブな思いが道を開き、その一人であるクローダーさんのもとで働くことになったのです。
「よく雇ってくれたと思いますよ。NYではね、見た目や学歴は関係ないの、年齢だって言わなくていいんです。ただ、熱意とやる気がわかってもらえれば」。
 Clodagh Design Internationalでは、お客様それぞれに合った空間を提供するために、家具やカーテン、オブジェまで、ほとんどをオリジナルで制作します。「すべての作業で求められるクオリティが高く、いい加減を許さない厳しいボスでした」。服部さんは水を得た魚のようにいきいきと仕事をしました。次第にボスの信頼も得て、やがてヘッドを任されるまでに。
花器もテーブルもソファもオリジナルデザイン。ソファはアルマーニやダナ・キャランの家具もつくっているインドネシアの工場で制作する。

【本来の自分に戻れる空間を大切にしたい】
「ちょうど日本のデザインが脚光を浴び始めた時代。豪華に飾り立てるのではなく、シンプルで何もない、けれど心に訴えてくる空間にみんなが惹かれるようになった。日本的な感性がぴったりだったんでしょう」と、服部さんは当時を振り返ります。その後、大手建設会社に移り、メリルリンチやドイチェバンクなどのオフィスインテリアを手がけます。「ピュアな気持ちで心をこめれば、それは必ず人に伝わる。これは、NYで仕事を通して学んだことです」。
 そして2002年、帰国。2006年には「like air + water」を設立し、インテリアデザイン、特注家具設計などの仕事を開始しました。
 「たとえ賃貸のアパートでも、自分らしく整える。なぜなら家は、時間に追われ情報に押しつぶされそうな毎日の中で、唯一、本来の自分に戻ることができる空間だから。わたしは、その人のライフスタイル全体を考えたインテリアデザインを提供したい。一緒に暮らしたい、生きていきたいと思えるものまで見つけるお手伝いをしたいと思っています」。  自分を信じ、常に前向きに生きてきた服部さんのインテリアデザインは、自然体で優しくて、いつの間にかわたしたちに元気をくれています。

インテリアデザイナー服部充代さん3
オリジナルの鉄とコンクリートのテーブルと椅子。「鉄も好きな素材。木やコンクリートとよく合うし、扱い方によってはとても優しい空間をつくります。」

インテリアデザイナー服部充代さん4
「できるだけ何もしないで、そのままの素材を感じてほしい」。白木の椅子は木目の風合いを生かすため、塗装をせず、お客様の個性に合わせたファブリックを選んで制作する。

インテリアデザイナー服部充代さん5
「便利さを選ぶよりも、日本人が本来持っている『日本の美意識』を追求したい。だから、わたしは、錆びる鉄や大事に手入れをしないと汚れてしまう木の家具など、素材の質感を大切にした提案をしていきます。」

NYでいちばん素晴らしかったのは人との出会い。苦労の末に得た友人たちは、わたしにとって言葉にできないほどの存在。遠く離れていても消えてなくなるものではない。これからも人との出会いを大切に、大事に時間を過ごしていきたい。
インテリアデザイナー服部充代さん
【インテリアデザイナー 服部充代さん】
津田塾大学、武蔵野美術大学短期大学部卒業、伊藤忠ファッションシステムR&D室勤務。その後、NYへ渡り、Parsons School of Design Interior Design 学士終了。1993年~1999年 Clodagh Design
International、2000年~2002年 Interior architects,NY勤務。2002年末、帰国。2006年9月 like
air + water 設立、インテリアデザイン、特注家具設計を開始。

【like air + water】
〒451-0041 名古屋市西区幅下1-6-10
TEL.052-583-6663
http://www.likeairandwater.com
●contact: likeairandwater@hotmail.com
●ショールーム営業時間 木曜~土曜 13:00~19:30

【2008年4月生活情報誌「ハートブリッジ」Vol.3掲載】



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